カビ

カビとは

カビ>とは、菌類の一部で、真菌です。
カビは、菌糸という糸状の細胞からなり、胞子によって増殖します。
カビは私たちが生活する身近な菌で、湿気の多い時期や梅雨の季節などに増殖します。

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家庭にあるもので言えばパン、洋服、お風呂のパッキンなど。カビが発生すると、腐ったりしますので、特に食べ物では注意が必要です。
手に付いている細菌がパンを触ったところに付き、湿気の多いところに置いてしまうと、数時間〜数日かけてカビが繁殖します。深緑の斑点のようなものがあれば、それがカビです。
カビはただ住居を汚していくだけでなく、カビのついた食品を食べる事で食中毒をおこしたり、カビの胞子を吸いこむ事でアレルギーの原因にもなります。お風呂でいうと扉の枠についているゴムパッキンが、黒くよごれていたらカビが生えています。お風呂は湿気が多い上に、石鹸カスや、私たちが洗い流した最近細菌によりカビが繁殖しやすい環境になっています。私たちはよく、「バイ菌」という言葉を口にしますが、人体に悪い影響をおよぼす有害な微生物のとこを総合して「バイ菌」と呼んでいます。バイ菌は病原菌です。カビも同じバイ菌ですから、もちろん病気の原因になります。お風呂のカビは落ちないから、といってほったらかしにしている方もいるのでは。


カビについて

カビ>の種類は6000属70000種あるといわれており、
<クラドスポリウム>(和名:くろかわかび)住宅の内外に黒色に汚れているのは、ほとんどがこのカビです。モルタル、コンクリート、塩ビクロス、シーリング材、エマルジョンペイントなどに生えます。
<無コール>衣類や押し入れでよく検出されます。色は灰白色、もしくは灰褐色で毛髪状に繁殖します。主に食品や、果実、野菜、腐敗物、土壌などの自然界に多くみられます。食品などの変質・腐敗と関わっています。
<セハロスポリウム属>キッチンや洗面所、トイレなどの水回りで繁殖します。赤
橙色、赤紫色など、菌の種類によって色が変化します。
<フサリウム属>セハロスポリウムと同じく水回りでよく繁殖します。
<アルテリナリア属>(ススカビ属)食品の変敗原因菌です。
ほかに林檎の心腐病、みかんの黒腐病、トマト、にんじん、白菜などの黒斑病などの植物病原菌でもあります。土の中、空気中など自然界に広く存在しています。
<ペニシリウム属>(青カビ属)あらゆるところに存在しています。青緑色、灰緑色、黄緑色、灰白色、淡桃色などの色をしています。


カビと真菌

真菌と一言で言っても種類があり、お風呂や食べ物など、住居で発生したカビ(真菌)が原因となりかかる病気には次のような種類があります。まず大きく分けて表在性真菌症と深在性真菌症があります。表在性のものとは、皮膚などから菌が侵入したものを表し、深在性のものとは、呼吸や経口より体内に侵入しておこる事を表します。表在性のものの例としては、水虫、たむし、カンジタ症、おむつかぶれもその中に入ります。やはり体の中でも湿りやすい部分に発症しやすいようです。深在性のものはアスペルギルス症など、呼吸器に害をおよぼしたり、肺や脳、中枢神経にまでとりつきます。これらは特に体が弱っている時に発症しやすく、手術後の免疫抑制剤やステロイド剤などの使用により、体の抵抗力が弱まっている時に感染しやすくなります。もともと抵抗力の弱い、お年寄りや、乳幼児がいる家庭では特に注意をはらわなければなりません。「カンジタ症」膣の中で炎症をおこし、白いぽろぽろとした固まりがおりものにまざる。その他、手足の指の間や内股などにも症状がでる。「アスペルギルス症」気管支炎や肺膿症の症状で重い肺炎などを起こす。他に外耳道アスペルギルス症がある。


カビと食品

カビ>には、良いカビもあるのです。カビと一言で言っても悪いカビだけではなく、中には私たちの生活のなかで役だってくれているカビもあることを知っておきましょう。誰しも一度は食べた事があるもの、チーズにも含まれています。青カビで有名なブルーチーズやゴルゴンゾーラ、白カビを用いたカマンベールチーズ。これらはカビが分泌する酵素による作用を利用したものです。酵素とは生体で起こる化学反応の事。酵素によって起きる作用は、タンパク質をアミノ酸に分解して風味をだしたり、デンプンを糖化する、などです。酵素により行われる働きの一つが発酵です。日本発祥のものでは醤油、日本酒、焼酎、味噌、など。これらはコウジカビというカビを穀物のなかで育て、繁殖させた麹(こうじ)で醸造しています。かつお節の製造でも最後の工程で表面にカビを生やす、という作業があります。カビが水分をとばしてくれるので、しっかりと乾燥させるのです。いまでもなくてはならない調味料にもカビは使われているのです。納豆も発酵していますが、カビとは違い、「納豆菌」を用います。同じく細菌の一種ではありますが、カビとはまた違う分類です。